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ワイヤレスヘッドホンの特徴やメリット

ワイヤレスヘッドホンについて

ワイヤレスヘッドホンとは、その名前の通りケーブルがなく無線で使えるヘッドホンのことを言います。
ケーブルがあることで、ヘッドホンを使っているとケーブルの長さ分しか動けず、作業していると邪魔になってしまうこともあります。
ワイヤレスヘッドホンにすると、そういった問題が解決できるのです。
しかも、少しくらいなら部屋から離れても音が聞こえますし、ケーブルが絡んでしまう心配も不要です。

そんなワイヤレスヘッドホンですが、いくつかの種類があります。
そして、それぞれの種類ごとに違った特徴があります。
種類ごとの特徴を知り、ワイヤレスヘッドホンのメリットとデメリット両方を知った上で、快適に使いましょう。

ワイヤレスヘッドホンのメリットとデメリット

まず、ワイヤレスヘッドホンのメリットを見てみると、音楽などを聞きながらの移動が可能、視聴中に不自由を感じづらい、テレビから多少離れても見ることができる、ながらでの作業が容易といったものがあります。
ケーブルがあることで制限されていたものが取り払われ、自由になったようなイメージです。

では、デメリットはというと、有線と比べると音質が劣る、高価である、充電しないと使えない、電波干渉の可能性がある、ノイズが発生するリスクがある、音が遅延する可能性がある、有線と比べると重くて大きいといったものが挙げられます。
自由と引き換えのデメリットが多いため、どちらを優先させるのかという選択を迫られることになります。

ワイヤレスヘッドホンの種類や特徴

ワイヤレスヘッドホンは、大きく分けるとBluetooth、無線、赤外線の3種類あります。
Bluetoothは3種類の中で真ん中くらいの価格帯になっています。
ポータブル用、モバイル用としての人気が高いですが、1/10秒くらいの遅延があるため映画やテレビの視聴には向かないとされています。
ただし、apt-Xに対応したBluetoothのワイヤレスヘッドホンならば、遅延はその1/6程度に抑えられています。

無線はワイヤレスヘッドホンの中で1番価格が高く、実用的です。
30mくらいまでであれば離れていても受信可能なだけでなく、自分の向きを気にする必要もありません。
電子レンジや同じ周波数帯の無線LANが近い場合、使いづらいのがデメリットと言えます。
微妙にタイムラグがあるため、テレビを見るくらいなら大丈夫ですが音楽制作には向いていません。
もし、有線と変わらないくらいの音質、遅延の少なさ、電波障害の少なさを求める場合は、Kleerテクノロジーのワイヤレスヘッドホンを選ぶと良いでしょう。

赤外線のワイヤレスヘッドホンはワイヤレスヘッドホンの中で1番安く手に入ります。
光の1種である赤外線を使うため、タイムラグが少ないという点はメリットですが、音質で有線にかなり劣る点はデメリットと言えます。
さらに、後ろを向いていると赤外線が受信できなくなり、音が聞こえなくなってしまいます。
届く距離も数mと短く、電子レンジや冷蔵庫などの近くにいるとノイズが大きくなってしまいます。
中でもプラズマテレビは光を妨害するため、プラズマテレビのあるところでは使えません。