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国内におけるクラウドソーシング事情

クラウドソーシング

クラウドの仕事活用

クラウドシステムを利用し、社内ではなく外部の人たちにむけて仕事を発注する形式のことを「クラウドソーシング」と呼びます。
在宅ワーカーが多くなっている中で、今後このクラウドソーシングの市場というのは拡大していくことは想像に難くありません。
では、現状におけるクラウドソーシングの状況というのはどのようになっているのでしょうか?

まずは年次推移についてです。
クラウドソーシングの拡大は、2013年に爆発的に拡大しました。
前年、2012年のクラウドソーシング会員数が43万人であったのに対し、2013年には倍を超える91万人に到達しています。
スマートフォンの普及による環境の変化が大きな変化をもたらしていることが考えられるでしょう。

クラウドソーシングの内容

では、実際にクラウドソーシングとして依頼が行なわれているのはどのような仕事でしょうか?
全体の比率として見て、55パーセントに登っているのがデザイン関連の仕事です。
ついでウェブデザイン、ウェブ開発、ライティングと続いていきます。
いずれもインターネットに接続し、作業が出来るパソコンがあるのであれば自宅で仕事をしても問題がない、というタイプのもので、これらがクラウドソーシングにおける中心となっているのが現状です。

ちなみに現状このクラウドソーシングによって仕事を受けている人の割合は、29パーセント弱が個人事業主、15パーセント程が正規社員、それより少し多い程度の非正規社員と、23パーセント弱の専業主婦・主婦という形となっています。
この他にも学生や、定年退職者が仕事をしているというケースも少ないながらも見られ、クラウドソーシングの広がりというのが分かるようになってきました。
今後、同様の仕事形態というのはより盛んになっていくことが考えられます。