スマホ時代の広告のあり方

スマホ

時代がまた進んだ

90年代の終わりから00年代の初頭に掛けて、時代が大きく一つ進んだと考えられています。
この時代の変化をもたらしたのが、インターネットの普及です。
今や我々の生活にとって欠かすことが出来ない技術の一つとなったインターネットも、一般的に利用されるようになってまだ20年も経っていません。
このインターネットの登場によって何より大きく変化したのは、情報が簡単に入手出来るようになったことでしょう。

今までは難しかった資料の集積なども、家にいながらして簡単に行うことが出来るようになりました。
これに合わせて、多くの企業がインターネットに進出、インターネットを利用したマーケティングというのは最重要事項の一つへと変わっています。
ただ、この「インターネット時代」も、また一つ時代を進めようとしています。
次の時代に進む理由は「スマートフォン」の普及でしょう。

スマートフォンも、その登場からまだそれほど長い時間が掛かっていません。
今はまだ携帯電話の延長線上で利用している人も多いものの、スマートフォンで出来ることは小型のパソコンというべきであり、携帯電話よりもはるかに幅広いことは間違いないでしょう。
何より重要なのは、今までは携帯端末から使いにくかったインターネットに、スマートフォンから簡単に接続出来るようになったことが重要です。
日本は諸外国に比べると遅れているものの、今後フリーWi-Fiが発達すると、誰もが簡単に、自分の手元でインターネットへと接続出来る時代が訪れることになります。

こうなった時、多くの企業が紙の広告よりもインターネットの広告を重視するようになったのと同じように、デスクトップコンピュータ向けの広告からポータブルデバイス向けの広告へと主軸が変わっていくことが考えられます。
どちらもシステム自体が大きく違うわけではないため、紙から電子への変更に比べるとスムーズに行えることでしょう。
ここで重要になる考え方が「モバイルファースト」というものです。

モバイルファーストというのは、モバイル、つまりはスマートフォンのような携帯端末の方に向けたサービスの方を先に考えるべきだ、というものです。
パソコンが何でもできる端末であるのならば、スマートフォンはある程度制約がある中で色々なことが出来る端末です。
この2つの違いがある中で、まず始めにパソコン向けのものを作成すると、スマートフォンの方では上手く閲覧出来ない、閲覧できてもレイアウトが崩れてしまう、正常に動作しない、というような問題が発生する可能性があります。
そうしないために、まず先にスマートフォン向けのものを作成し、それをパソコンでも使えるように変えていく、というのが重要だ、ということです。

モバイルの広告

さて、ではより具体的に、スマートフォンにおける広告のあり方について考えてみましょう。
これはパソコンにおける広告でも同様のことが言えますが、インターネット上の広告というのはウェブサイトなどに掲載される形となります。
アフィリエイトの形をとって個人ブログなどに広告が貼られるようになり、企業側としては進んでマーケティングを行なわなくとも、ある程度の広告効果を期待出来るようになっていくわけです。
ここで重要なのは、「自発的に興味を引くような広告」を作成することです。

広告を作成する上で勘違いされがちなのが「目立てば良い」という考え方でしょう。
最近ではパソコン向けの広告でも、オンマウスで突然大音量で動画を再生しだすものや、何もしていないのに音楽が出る広告のようなものが氾濫しています。
こういった広告は確かに目につきやすく、自然とクリックされやすい(クリックする気がなく事故で開いてしまう場合も含めて)ものの、それが本当に宣伝効果になっているのかは疑問が残ります。
ヘイト(憎悪)を稼いでしまうだけで、「この会社の商品を買おう」「この会社のサービスを利用しよう」という方向につながらない可能性が十分にありうる、ということです。

そこで重要になるのが、前述の「自発的に興味を引く」広告を作成することです。
広告は「自分から」見て初めて本当に興味があるものとなります。
気づかない内に踏まされた広告に比べて、興味があって開いた広告であれば、その分ユーザーの印象も良くなるでしょう。

このようなことをよく考え、スマートフォン時代の広告について考える必要があります。
より多くの人が手軽に閲覧できるようになる以上、ただ多くの広告がクリックされている、というだけでは不十分です。
特にアフィリエイトの場合、クリックをされると掲載主に対しての報酬が発生するシステムとなっているため、その結果マーケティング効果が良いものでなければ、マイナスになってしまうことも考えられるでしょう。